破れた網戸、たるんだ網戸、ペットが引っ掻いた網戸。網戸の張替えは年 1 回(または数年に 1 回)必要なメンテナンスで、特に 5〜6 月の網戸シーズン前 に張り替える家庭が多くなります。
実は網戸の張替えは DIY できる難易度の家事。1 枚あたり 800〜1,500 円・30 分〜1 時間 で、業者依頼の 4 分の 1 のコストで済みます。この記事では、初心者でも失敗しない張替え手順と、業者依頼との比較を解説します。
目次
必要な道具と材料
| 道具 | 用途 | 価格目安 |
|---|---|---|
| 網(ネット) | 網戸の枠サイズに合わせて購入 | 500〜1,500 円 |
| ゴム(押さえゴム/ビート) | 網を枠に固定 | 300〜500 円 |
| ローラー(網戸専用) | ゴムを溝に押し込む | 300〜800 円 |
| カッター | 余分な網/ゴムを切る | 100〜300 円 |
| マイナスドライバー | 古いゴムを外す | 自宅にあるもの |
| クリップ(洗濯バサミでも可) | 網の仮固定 | 自宅にあるもの |
網(ネット)の選び方
| 網のメッシュ数 | 用途 |
|---|---|
| 18 メッシュ | 一般家庭の標準(蚊・ハエ対応) |
| 24 メッシュ | 細かい虫対応(ユスリカ・コバエ) |
| 30 メッシュ以上 | 花粉・PM2.5 対応 |
色: ブラックは外から見えにくく内側からの視界も良好。グレーは中間。個人宅はブラックが標準。
ゴムの太さ
網戸の枠の溝に合うサイズを選ぶ(4.5mm / 5.5mm / 6.8mm が一般的)。古いゴムを抜いて持参するか、定規で実測。間違ったサイズだとゴムが入らないか、緩くて網が外れる。
張替えの手順
古い網戸を外す
網戸のレール上で持ち上げると簡単に外れる。落下注意、二人で作業推奨。
古い網と古いゴムを取り除く
枠の角からマイナスドライバーでゴムの端を引き出し、引っ張って一気に抜く。古い網も取り除く。枠内の溝に残ったゴミやホコリを掃除機で吸う。
新しい網をセット
枠の上に新しい網を枠より一回り大きく広げる(上下左右 5cm 以上余裕)。網がたるまないようクリップで枠に仮固定。
ゴムを溝に押し込む
専用ローラーでゴムを溝に押し込む。
手順: – 一辺の中央から開始し、左右に進める – 角は ゴムを切らずに 90 度曲げて連続して入れる – 4 辺終わったら、最後にゴムをカッターで切る – 仕上げに余分な網をカッターで切り取る
ポイント: 1 辺ごとに「網がピンと張っているか」を手で確認。ゴム圧が緩いと風で網が外れる。
失敗しないコツ
- 網のメッシュ方向 を縦横揃える(斜めだと見栄えが悪い)
- 角は丁寧に(ゴムが浮きやすい)
- 網は緩めてから張る(最初からピンと張ると、ゴムを入れた後に弛む)
- 風のない日に作業(網が動いて固定しづらい)
- 古いゴムは捨てる(劣化で硬化、再利用すると外れやすい)
DIY と業者依頼の費用比較
| 項目 | DIY | 業者依頼 |
|---|---|---|
| 1 枚あたり費用 | 800〜1,500 円 | 4,000〜8,000 円 |
| 所要時間(自分の労力) | 30 分〜1 時間 | 0 |
| 仕上がり | 練習次第 | 安定 |
| 出張費 | なし | 2,000〜5,000 円別途 |
業者を選ぶケース:
- 5 枚以上で時間がない
- 高所の網戸(2 階以上のベランダ外側など)
- 枠自体が歪んでいて修理が必要
- ペット用強化網など特殊素材を専門知識で施工してほしい
DIY を選ぶケース:
- 1〜4 枚程度
- 防虫網・花粉対応網など素材を試したい
- 道具を揃えれば次回以降の費用が網代だけになる
やってはいけないこと
- 古いゴムを再利用する(硬化して外れやすい)
- 網をピンと張りすぎる(ゴムを入れる時にズレる)
- 角でゴムを切る(連続して入れるのが正解、切ると角から外れる)
- 2 階の窓を内側に持ち込まずに作業(落下リスク、必ず外して床で作業)
まとめ
網戸の張替えは初心者でも 30 分〜1 時間で完了する DIY 案件。1 枚あたり 800〜1,500 円 で、業者の 4 分の 1 のコストで済みます。コツは「ゴムのサイズを正確に」「網は緩めて張る」「角でゴムを切らない」の 3 点。5〜6 月の蚊シーズン前にまとめて張替えると、虫対策・花粉対策が一気に整います。5 枚以上ある場合や高所のみ業者依頼を検討すると効率的です。


